重要ポイント
- カテゴリーの二分化:脆弱性管理は、評価(スキャン)と修復(パッチ適用および構成管理)の2つで成り立っています。多くのベンダーはどちらかに特化しているため、自社に足りない機能に応じて選ぶ必要があります。
- 主な選択肢:NinjaOne、Sprinto、Arctic Wolf、Tenable Nessus、Qualys VMDR、Rapid7 InsightVM、Automox、VulScan、Orca Security、Saner CVEM。各製品の長所と短所、評価は一覧で確認できます(データ元はすべてG2/Capterra)。
- 「ベスト」なツールの条件:自動化(バックグラウンドでのスケジュール実行)、リアルタイムのレポートとアラート、リスクに基づく優先順位付けを備えていることに加え、すべての資産を「シングルペイン」で把握し、継続的に検出できることが求められます。
- NinjaOneが選ばれる理由:Windows、macOS、Linuxのエンドポイントを一元的に可視化でき、ゼロタッチのパッチ適用とスクリプト機能によって迅速に修復できます。使いやすさにも優れ、顧客評価も高い製品です。ユーザーレビューでは、高いパッチコンプライアンス率を短期間で達成できる点が評価されています。
現在の市場で最適な脆弱性管理ツールをお探しですか?それなら、ぴったりのページにたどり着きました。私たちは徹底的なリサーチを行い、G2やCapterraなどの主要レビューサイトのデータをまとめ、自社に最適なソフトウェア脆弱性管理ツールを選ぶ際に何を見ればよいのかを網羅したガイドを作成しました。
ソフトウェア脆弱性管理ツールの概要
| ベンダー | ソフトウェアタイプ | 機能 | トライアル情報 |
| NinjaOne | 統合型のエンドポイントおよび脆弱性管理 | ゼロタッチのパッチ適用、リアルタイム監視、自動化、クロスOSサポート | 14日間の無料トライアル |
| Sprinto | コンプライアンスおよび脆弱性管理 | 自動修復、ポリシー適用、リスクの優先度付け | 14日間の無料トライアル |
| Arctic Wolf | マネージド脆弱性管理サービス | 継続的なスキャン、コンシェルジュ主導のリスク管理、自動修復 | デモリクエストのみ |
| Tenable Nessus | クラウドベースの脆弱性管理 | 資産検出、リスクの自動優先順位付け、リアルタイムスキャンおよびレポート作成 | 7日間の無料トライアル |
| Qualys VMDR | クラウドベースの脆弱性管理およびパッチ適用 | 資産検知、継続的な監視、優先順位に基づく修復 | 30日間の無料トライアル |
| InsightVM | クラウドおよびオンプレミスの脆弱性管理 | エージェント/エージェントレススキャン、ライブダッシュボード、ポリシー評価、統合 | 30日間の無料トライアル |
| Automox | クラウドネイティブのパッチ適用および脆弱性管理 | 脆弱性同期、クロスプラットフォームの自動パッチ適用、構成管理 | 15日間の無料トライアル |
| VulScan | 脆弱性管理スキャナー | 内部スキャン、マルチテナント管理、アラートのノイズ低減 | デモリクエストのみ |
| Orca Security | CNAPP(Cloud-Native Application Protection Platform) | エンドポイントおよびクラウドワークロードのスキャン、リスクベースの修復、自動化 | デモまたはトライアルあり |
| Saner CVEM | エンドポイントセキュリティおよび脆弱性管理 | 継続的なスキャン、パッチデプロイメント、コンプライアンスチェック(PCI、HIPAA、NIST) | 無料トライアルあり |
最適な脆弱性管理ツールを選ぶためのガイドの使い方
本ガイドをご覧いただく際は、脆弱性管理というカテゴリーが、大きく分けて次の2つの機能で構成されている点を押さえておいてください。
- 脆弱性評価:デバイスやエンドポイントをスキャンし、技術的な欠陥がないかを確認すること。
- 脆弱性修復:パッチ適用とそれ以外の対策を組み合わせて、ITネットワークの健全性を維持すること。
脆弱性管理では、多く企業が上記のどちらか一方に特化している傾向があるため、注意が必要です。たとえば、継続的かつ定期的なスキャンしか行っていない企業もあれば、自動パッチ管理ソフトウェアを導入し、エンドポイントデバイス上の業務アプリケーションを更新するだけにとどまっている企業もあります。
最適なベンダーの選び方は、脆弱性管理ツールをどのような目的で使うかによって異なります。理想は、脆弱性に先回りして対処でき、現在のIT防御を強化しながら、サイバー攻撃のリスクを抑えられるソフトウェアを選ぶことです。
ITプロフェッショナル向けの脆弱性管理ツール10選
G2およびCapterraの評価データはすべて2026年6月時点のものです。
1. NinjaOne
NinjaOneは、リアルタイム監視、アラート、強力な自動化によって、セキュリティ上の脆弱性にさらされるリスクを最小限に抑えられる脆弱性管理・緩和ソリューションです。Windows、macOS、Linuxなどのデバイスで発生するエンドポイントのパッチ適用や構成上の問題を、シングルペインですばやく特定し、解決できます。
NinjaOneは、先回りしたデバイス監視を重視しており、最新のゼロタッチパッチ適用やスクリプト機能でITチームをサポートします。その脆弱性管理機能は、長年IT管理に携わってきたチームによって生み出されたものです。単一のコンソールは直感的に操作できるため、導入、習得、管理が容易で、IT資産全体を360度の視点で可視化します。
ユーザーレビューによると、NinjaOneの顧客の95%が、導入後数か月以内にパッチコンプライアンスを達成しています。
NinjaOneの強み
1. スキャン不要、エンドポイントへの影響ゼロのアーキテクチャー
NinjaOneは、エンドユーザーへの影響を防ぐため、サーバー側で相関処理を行うアーキテクチャを採用しています。スキャンがサーバー側で実行されるので、評価中にエンドポイント上のエージェントのパフォーマンスが急に上がったり、動作が遅くなったりすることがありません。また、ITチームはスキャンサイクルを計画・管理する必要がなく、待ち時間も発生しないため、スキャンのスケジュール設定にかかる負担もなくなります。その結果、脆弱性の特定と修復がスピードアップし、スキャン直後だけでなく、常に最新の脆弱性データを維持できます。
2.自動パッチ管理
NinjaOneのパッチ管理は、オペレーティングシステムやソフトウェアの最新のセキュリティパッチをすべてのエンドポイントに確実に適用し、脆弱性を低減します。サードパーティ製ソフトウェアのパッチ適用にも対応しているため、想定されるあらゆる攻撃対象領域を最新のセキュリティパッチで保護できます。パッチ適用を自動化することで遅延が減り、大規模な環境でも一貫した運用が可能になります。これにより組織は、既知の脆弱性を迅速に修復し、攻撃対象領域を縮小しながら、セキュリティ要件や規制要件へのコンプライアンスを維持できます。
3.インテリジェンスによる脆弱性評価
NinjaOneを使えば、ITチームは最も深刻な脆弱性を優先して対処できます。NinjaOneは、リスクベースのポリシーと自動パッチデプロイを用いて脆弱性を特定・分析し、重大度、悪用の可能性、ビジネスへの影響に基づいてランク付けします。さらに、NinjaOneのAIパッチインテリジェンスが、ベンダーの勧告、デプロイ状況のシグナル、実環境のパッチテレメトリーを分析してパッチの健全性を判断し、この機能を一段と強化します。リスクの高いCVEを自動的に停止できるため、更新を安定して進められます。こうしたAI主導の評価により、ITプロフェッショナルはより多くの情報に基づいてパッチデプロイを判断でき、システムのダウンタイム短縮とパッチの安定性確保につながります。
4.脆弱性とパッチの自動マッピング
NinjaOneは、検出された脆弱性と、それを修復する特定のパッチを自動的に紐づけるため、脅威への対策が複雑になりません。パッチと脆弱性を手作業で突き合わせる作業が完全になくなり、修復の判断を迅速に下せます。さらに、脆弱性とパッチのマッピングによって、脆弱性の露出から解消までの時間が大幅に短縮され、攻撃者に悪用されかねない期間を最小限に抑えられます。
5.オフライン時のリスク把握
NinjaOneは、常にリスクを把握できるように、管理対象デバイスがオフラインになった時点での最後のソフトウェア状態を記憶しています。そのため、デバイスがオフラインでも、新たに公表された脆弱性とデバイスの直近の状態を照合できます。デバイスが再接続されたときも、新たなスキャンの完了を待つ必要がなく、すぐに修復作業に取りかかれます。
6.世界トップクラスのカスタマーサービス
NinjaOneの知識豊富なテクニカルエキスパートのチームが、迅速な対応でITチームやMSPの成功を全力でサポートします。平均CSATスコアは98%に達し、競合他社と比べても際立った対応のスピードを誇ります。顧客サポートで常にNo.1の評価を得ているNinjaOneのサポートが、組織の迅速な問題解決とダウンタイム削減に貢献します。
ユーザーの声
Carahsoftの最高情報責任者(CIO)であるMichael Moore氏は、会社の急成長に伴う技術的なニーズへの対応に苦慮していました。重複した非効率なツールが複数存在する状況に悩まされていた同氏は、Carahsoftのセキュリティ体制の維持に役立つ、オールインワンのツールを探していました。
「NinjaOneは、デバイスを最新のパッチで更新し続けることで自社のセキュリティプロファイルを強化できるので助かっています。また、セキュリティ構成をスムーズに適用し、エンドポイントを効率的に修復できるようにもなりました。当社のチームにとって非常に直感的に使えるツールです」とMoore氏は述べ、さらに「NinjaOneは当社のセキュリティ体制もサポートしてくれました。おかげで、最も厳しい公共部門のコンプライアンスフレームワークにも完全に準拠できています」とコメントしています。
NinjaOneの導入事例を詳しく読む、またはNinjaOneレビューを見る。
G2におけるNinjaOneのレビュー
| カテゴリー | NinjaOneの評価 |
| 総合 | 4.7/5(4,313件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.4 |
| サポートの質 | 9.1 |
| 管理のしやすさ | 9.1 |
| 使いやすさ | 9.1 |
CapterraにおけるNinjaOneのレビュー
| カテゴリー | NinjaOneの評価 |
| 総合 | 4.7/5(293件) |
| 使いやすさ | 4.7 |
| カスタマーサービス | 4.7 |
| 機能 | 4.5 |
| コストパフォーマンス | 4.6 |
NinjaOneの脆弱性管理ツールなら、深刻な脆弱性を先回りして解消。
2. Sprinto
Sprintoは、厳格なセキュリティ制御を実施し、規制基準への準拠を維持したい組織に適したコンプライアンス管理ソフトウェアです。このプラットフォームは、リアルタイムアラートや自動修復ワークフローなどの脆弱性管理ツールを提供します。また、コンプライアンステンプレートやレポート機能を標準搭載しており、SOC 2、ISO 27001、NIST CSF 2.0、GDPR、HIPAAなどのフレームワークに対応しています。
さらに、Sprintoの脆弱性管理アドオンモジュールを使えば、リスクベースで脆弱性の優先順位を付ける機能を追加できます。QualysやAWS Inspectorなどのサードパーティ製脆弱性スキャンツールとの統合により、監視を強化したり、修復が必要な脆弱性にフラグを付けたりすることも可能です。このモジュールを利用すると、IT環境が定期的にスキャンされ、検出されたリスクは自動ワークフローで解消されます。
ユースケース:
Sprintoは、規制の厳しい業界で複数のセキュリティフレームワークへの準拠が求められる、クラウドファーストの組織向けに設計されています。
機能:
- アラート:自動アラートで潜在的なリスクをユーザーに通知し、その後の対策も提案します。
- 自動化:Sprintoを使えば、テクニシャンは脆弱性管理プロセスを自動化でき、効率とセキュリティの向上につながります。
- レポート機能:プラットフォームに組み込まれたコンプライアンスレポート機能により、HIPAA、SOX、PCI DSSなどのコンプライアンス基準に対応できます。
短所:
- 習得の難易度:経験の浅いIT担当者にとっては複雑で、習得に時間がかかることがあります。
- カスタマーサポート:G2のレビューには、サポートチームのチケットや問い合わせへの対応が遅いことがあるという意見が見られます。
- 連携機能:Sprintoのレビューによると、サードパーティ連携は初期設定が複雑で、微調整に時間がかかる場合があるようです。
G2におけるSprintoのレビュー
| カテゴリー | Sprintoの評価 |
| 総合 | 4.8/5(1,653件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.5 |
| サポートの質 | 9.4 |
| 管理のしやすさ | 9.3 |
| 使いやすさ | 9.2 |
CapterraにおけるSprintoのレビュー
| カテゴリー | Sprintoの評価 |
| 総合 | 4.7/5(86件) |
| 使いやすさ | 4.8 |
| カスタマーサポート | 4.7 |
| 機能 | 4.7 |
| コストパフォーマンス | 4.7 |
3. Arctic Wolf
Arctic Wolfは、デジタルリスクから利用環境を保護するために、リスクの検出、ベンチマーク評価、セキュリティ強化を行える脆弱性管理ソリューションです。Arctic Wolf Managed Riskは、外部からの露出、内部ネットワーク、ホストベースのエンドポイント、セキュリティ構成全体にわたってIT環境の脆弱性を継続的にスキャンし、同時にアカウント乗っ取りのリスクも検出します。このソフトウェアは「コンシェルジュ主導のマネージドリスクエクスペリエンス」として提供されており、コンシェルジュセキュリティチームによる優先順位付けやカスタム保護の管理を支援します。
マネージド検出・対応、脆弱性とリスクの継続的な管理、マネージドセキュリティ啓発といった基本サービスに加えて、インシデント対応などのアドオンもオプションで依頼できます。どのパッケージでも、機械学習やカスタム検出ルールを活用したカスタム保護が利用できます。
ユースケース:
Arctic Wolfは、IT環境の可視性を高めたい中小企業に最適です。
機能:
- デバイスの監視:エンドポイント、ネットワーク、クラウド環境を継続的に監視します。
- 脆弱性スキャン:組織のIT資産をスキャンし、サイバー攻撃で悪用されかねないポイントを特定します。
- 修復:修復ワークフローを自動化することで、脆弱性への対処がスムーズになります。
短所:
- 可視性:G2のレビューには、アクティブなフィードをすぐに確認できないという意見が一部あります。その場合は、まずArctic Wolfに情報をリクエストする必要があります。
- チケット管理:レビューによると、チケット管理システムの操作や使用が難しいという意見があります。
- カスタマーサービス:レビューでは、カスタマーサポートに改善の余地があるとの指摘が見られます。
G2におけるArctic Wolfのレビュー
| カテゴリー | Arctic Wolfの評価 |
| 総合 | 4.7/5(279件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.5 |
| サポートの質 | 9.4 |
| 管理のしやすさ | 9.1 |
| 使いやすさ | 9.2 |
CapterraにおけるArctic Wolfのレビュー
| カテゴリー | Arctic Wolfの評価 |
| 総合 | 3.7/5(3件) |
| 使いやすさ | 3.7 |
| カスタマーサポート | 3.7 |
| 機能 | 3.7 |
| コストパフォーマンス | 1.5 |
4. Tenable Nessus
Tenable Nessusは、組織がITネットワーク内のサイバーリスクを特定し、優先順位を付けて修復できるようにするプラットフォームです。クラウドで管理されるこのソリューションは、Tenable Nessusを搭載することで、リアルタイム評価やレポート機能による包括的な脆弱性カバレッジを実現します。
Tenable Nessusプラットフォームは、セキュリティの可視化、インサイト、対策を単一のダッシュボードに集約する、AI搭載のエクスポージャー管理プラットフォームです。
ユースケース:
enable Nessusは、テクノロジーやソフトウェア開発などの分野で働くサイバーセキュリティのプロフェッショナルやITチームに適しています。
機能:
- 資産の検出:資産を継続的に検出し、脆弱性を評価します。
- 脅威インテリジェンス:優先順位付けを自動化し、最も深刻な脆弱性から優先的に修復できます。
- 自動化:脆弱性の評価と管理のプロセスを自動化し、効率化を図ります。
短所:
- インターフェースが複雑:プラットフォームは習得が難しく、経験豊富なITプロフェッショナル向けと言えます。
- 脆弱性スキャン:レビューには、Tenable Nessusのリアルタイムスキャンにはさらなる改善の余地があるという意見が見られます。
- レポート機能:レビューによると、プラットフォームのレポート機能は限定的だという意見があります。
G2におけるTenable Nessusのレビュー
| カテゴリー | Tenable Nessusの評価 |
| 総合 | 4.5/5(302件) |
| ビジネスへの貢献度 | 8.7 |
| サポートの質 | 8.4 |
| 管理のしやすさ | 8.9 |
| 使いやすさ | 8.9 |
CapterraにおけるTenable Nessusのレビュー
| カテゴリー | Tenable Nessusの評価 |
| 総合 | 4.7/5(93件) |
| 使いやすさ | 4.6 |
| カスタマーサポート | 4.3 |
| 機能 | 4.6 |
| コストパフォーマンス | 4.5 |
5. Qualys VMDR
Qualys VMDRを使えば、ハイブリッドIT、OT、IoT環境のセキュリティリスクを測定し、通知し、排除できます。この脆弱性管理ソフトウェアは、既知および未知のリスクを測定して脆弱性に優先順位を付け、場所を問わずデバイスにパッチを適用できます。
Qualysは、モバイルデバイス、オペレーティングシステム、アプリケーションに存在する深刻な脆弱性や構成ミスを、リアルタイムで継続的に検出します。
ユースケース:
Qualysは、多様なデバイスを抱える大企業や、規制基準の遵守が求められる組織に最適です。
機能:
- 資産の検出:資産を自動的に検出します。
- リアルタイム監視:深刻な構成ミスやソフトウェアの脆弱性を検出します。
- 優先順位に基づく修復:深刻な脆弱性の定量化と修復を自動化します。
短所:
- アラート:G2のユーザーからは、Qualysのプラットフォームでは誤検出のアラートや検出漏れが突発的に発生するという意見が寄せられています。
- レポート機能:レポート作成に時間がかかり、改善の余地があるという意見があります。
- 使いやすさ:レビューによると、プラットフォームのインターフェースが複雑で操作しにくいという意見があります。
G2におけるQualys VMDRのレビュー
| カテゴリー | Qualys VMDRの評価 |
| 総合 | 4.4/5(167件) |
| ビジネスへの貢献度 | 8.6 |
| サポートの質 | 8.1 |
| 管理のしやすさ | 8.6 |
| 使いやすさ | 8.7 |
CapterraにおけるQualys VMDRのレビュー
| カテゴリー | Qualys VMDRの評価 |
| 総合 | 4.0/5(33件) |
| 使いやすさ | 4.0 |
| カスタマーサポート | 4.0 |
| 機能 | 4.2 |
| コストパフォーマンス | 3.9 |
6. InsightVM(Nexpose)
Rapid7の「InsightVM」を使えば、アクティブな脆弱性をすばやく検出し、優先順位を付けられます。IT資産を完全に可視化できるうえ、検出されたセキュリティ上の欠陥を、単一のコンソールで先回りして修復することも可能です。このほか、軽量エンドポイントエージェント、ライブダッシュボード、アクティブリスクスコア、統合脅威フィード、ポリシー評価などの機能を備えています。
InsightVMは、InsightIDR、Splunk、ServiceNowなど、40種類以上のビジネスアプリケーションと統合されています。
ユースケース:
InsightVMは、オンプレミス、クラウド、仮想化インフラストラクチャを組み合わせたハイブリッド環境を運用する、中規模から大規模の企業におすすめです。
機能:
- リアルタイムスキャン:エージェントスキャンとエージェントレススキャンの両方で脆弱性を検出します。
- 修復レポート:ITコンプライアンスに合わせてカスタマイズしたレポートを生成できます。
- 資産タグ付け:重要度とリスクに基づいてIT資産を分類し、修復の優先順位を付けられます。
短所:
- リソースの消費:InsightVMはメモリの消費が多いという指摘がユーザーから寄せられています。
- アラートが不正確:G2のレビューには、InsightVMでは脆弱性検出の誤アラートやアラート漏れが突発的に発生することが多いという意見が見られます。
- セットアップが複雑:レビューによると、InsightVMは初期設定に多くの時間とリソースを要するという意見があります。
G2におけるInsightVM(Nexpose)のレビュー
| カテゴリー | InsightVM(Nexpose)の評価 |
| 総合 | 4.4/5(78件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.3 |
| サポートの質 | 8.0 |
| 管理のしやすさ | 9.0 |
| 使いやすさ | 8.8 |
CapterraにおけるInsightVM(Nexpose)のレビュー
| カテゴリー | InsightVM(Nexpose)の評価 |
| 総合 | 4.3/5(18件) |
| 使いやすさ | 3.8 |
| カスタマーサポート | 3.7 |
| 機能 | 4.3 |
| コストパフォーマンス | 3.9 |
7. Automox
Automoxは、エンドツーエンドの脆弱性検出ソリューションを提供しています。さまざまなサイバー脆弱性を特定して報告できるほか、脆弱性データの同期機能により、脆弱性の検出と修復という2つの重要機能を単一のダッシュボードで利用できます。CrowdStrike、Tenable、Qualysの検出データであれば、Automoxのシステムに簡単にアップロードできます。
Automoxの脆弱性スキャンは、Windows、macOS、Linuxのシステムに対するパッチ適用、構成、管理、制御などに活用されています。
詳しくはAutomoxとNinjaOneの比較をご参照ください。より詳細なレビューはAutomoxに代わる競合製品でご覧いただけます。
ユースケース:
Automoxは、さまざまなオペレーティングシステムやサードパーティ製アプリケーションを導入している組織に役立ちます。
機能:
- パッチ管理:ITプロフェッショナルは、パッチ管理を自動化できます。
- クロスプラットフォームのサポート:Windows、Linux、macOSの脆弱性を修復できます。
- 自動修復:プラットフォームが深刻な脆弱性を検出して整理し、わかりやすく表示するため、ユーザーは迅速に解消できます。対象デバイスも柔軟に指定できます。
短所:
- レポート:レビューには、Automoxはレポートのオプションが少なく、詳細さに欠けるという意見が見られます。
- パフォーマンスが遅い:複数のデバイスをスキャンする際などに、応答が遅くなることがあります。
- 接続性の問題:G2のレビューによると、パッチのデプロイに関する問題が発生することがあり、それが脆弱性につながる可能性があるという意見があります。
G2におけるAutomoxのレビュー
| カテゴリー | Automoxの評価 |
| 総合 | 4.5/5(291件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.0 |
| サポートの質 | 8.8 |
| 管理のしやすさ | 8.8 |
| 使いやすさ | 8.9 |
CapterraにおけるAutomoxのレビュー
| カテゴリー | Automoxの評価 |
| 全体l | 4.7/5(153件) |
| 使いやすさ | 4.8 |
| カスタマーサポート | 4.7 |
| 機能 | 4.5 |
| コストパフォーマンス | 4.6 |
8. VulScan
VulScanの脆弱性スキャンは完全に自動化されており、ハッカーに悪用されるおそれのある脆弱性をIT部門が検出して優先順位を付けられるため、安心して業務に取り組めます。KaseyaグループのRapidFire Toolsが提供する製品です。
VulScanは複数のネットワーク環境を大規模に管理でき、ネットワークの規模を問わず、台数の制限なく運用できます。管理対象のネットワークの内外を問わず機能する脆弱性スキャンソリューションとして提供されています。
ユースケース:
VulScanは、複数のクライアント環境で脆弱性を追跡し、修復する必要があるMSPに最適です。
機能:
- 内部の脆弱性管理:内部ネットワークやWindowsデバイスの脆弱性スキャンを自動化します。
- マルチテナント管理:単一のダッシュボードから複数のネットワークを監視・管理できます。
- 脆弱性ノイズ管理:繰り返し発生するアラートや誤検出を自動的に除外できるよう、ITプロフェッショナルが基準をあらかじめ設定できます。
短所:
- 脆弱性スキャン:G2のレビューには、外部スキャンは手動で実装する必要があるという意見が見られます。
- 初期セットアップ:レビューによると、VulScanはセットアップが複雑だという意見があります。
- レポート機能:ユーザーからは、レポート機能が限定的でカスタマイズできないという意見が寄せられています。
G2におけるVulScanのレビュー
| カテゴリー | VulScanの評価 |
| 総合 | 4.1/5(121件) |
| ビジネスへの貢献度 | 8.2 |
| サポートの質 | 8.1 |
| 管理のしやすさ | 7.9 |
| 使いやすさ | 8.1 |
CapterraにおけるVulScanのレビュー
| カテゴリー | VulScanの評価 |
| 総合 | 4.0/5(9件) |
| 使いやすさ | 4.1 |
| カスタマーサービス | 4.2 |
| 機能 | 3.3 |
| コストパフォーマンス | 4.2 |
9. Orca Security
Orca Securityは、クラウドネイティブの脆弱性管理を提供します。AWS、Azure、Google Cloud、Kubernetesなどの環境でエージェントレスの完全な可視性を確保し、クラウドインフラストラクチャレベルでワークロード、コンテナ、構成をスキャンします。これにより死角がなくなり、本番システムのパフォーマンスにも影響を与えません。脆弱性検出、構成ミスの管理、マルウェアのスキャン、コンプライアンス監視を1つのソリューションに統合した設計で、クラウドファーストの組織に最適です。
ユースケース:
クラウドサービスに依存し、クラウドシステムやデータのセキュリティ保護が必要な企業に最適です。
機能:
- クラウドの脆弱性管理:クラウド環境内のワークロード、コンテナ、VMに存在する脆弱性を継続的に特定し、優先順位を付けます。
- リスクベースの優先順位:脆弱性データにコンテキストを加え、最も深刻なリスクから順にハイライト表示します。
- コンプライアンス重視:PCI、HIPAA、NIST、CISなどのフレームワークに準拠したコンプライアンスレポートを継続的に作成します。
短所:
- セットアップ:プラットフォームの初期構成に問題があり、生産性に影響しているという意見が一部のユーザーから寄せられています。
- オンプレミスのサポート:クラウド環境に特化している点を弱みとして挙げる声もあり、オンプレミスをサポートしていないことが大きな欠点だという意見があります。
- ダッシュボードの複雑さ:UIが非常に複雑で、トラブルシューティングに必要な情報をすぐに見つけにくいという意見が、一部のユーザーから出ています。
G2におけるOrca Securityのレビュー
| カテゴリー | Orca Securityの評価 |
| 総合 | 4.6/5(272件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.4 |
| サポートの質 | 9.1 |
| 管理のしやすさ | 9.0 |
| 使いやすさ | 9.0 |
CapterraにおけるOrca Securityのレビュー
| カテゴリー | Orca Securityの評価 |
| 総合 | 4.8/5(60件) |
| 使いやすさ | 4.7 |
| カスタマーサポート | 4.8 |
| 機能 | 4.7 |
| コストパフォーマンス | 4.6 |
10. Saner CVEM
Saner CVEM(旧SanerNow)は、SecPodが開発した脆弱性管理ソリューションです。パッチ更新のスキャン、脆弱性の検出、分析、修復を行うさまざまなツールを提供しています。包括的なエンドポイントセキュリティプラットフォームとして、IT部門が脆弱性を継続的に特定し、ITネットワークに潜むリスクを把握できるよう支援します。また、PCI、HIPAA、NIST 800-53、NIST 800-171などの規制ベンチマークへの準拠にも役立ちます。
ウェブサイトによると、Saner CVEMには10万件以上のチェック項目があり、150種類以上のネイティブおよびサードパーティ製パッチに対応しています。
ユースケース:
Saner CVEMは、MSPや、分散型またはハイブリッド型の働き方を採用している社内ITチームに最適なソリューションです。
機能:
- シングルペイン:統合型のサイバーハイジーンプラットフォームを提供します。
- パッチ管理:OSやサードパーティ製アプリケーションの更新プログラムとパッチをデプロイできます。
- 脆弱性管理のワークフロー:攻撃対象領域を削減できます。
短所:
- ユーザーインターフェース:プラットフォームのインターフェースが複雑なため、経験豊富なITプロフェッショナル向きです。
- レポート機能:ユーザーからは、レポート機能のインターフェースが複雑だという意見が寄せられています。
- カスタマイズ:レビューには、プラットフォームにはカスタマイズオプションがないという意見が見られます。
G2におけるSaner CVEMのレビュー
| カテゴリー | Saner CVEMの評価 |
| 総合 | 4.5/5(76件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.1 |
| サポートの質 | 9.2 |
| 管理のしやすさ | 9.0 |
| 使いやすさ | 8.6 |
CapterraにおけるSaner CVEMのレビュー
| カテゴリー | Saner CVEMの評価 |
| 総合 | 4.5/5(29件) |
| 使いやすさ | 4.4 |
| カスタマーサポート | 4.6 |
| 機能 | 4.6 |
| コストパフォーマンス | 4.5 |
ITプロフェッショナルの脆弱性管理比較(G2)
| カテゴリー | NinjaOne | Sprinto | Arctic Wolf | Tenable Nessus | Qualys VMDR | InsightVM (Nexpose) | Automox | VulScan | Orca Security | Saner CVEM |
| 総合 | 4.7/5(4,313件) | 4.8/5(1,653件) | 4.7/5(273件) | 4.5/5(298件) | 4.4/5(167件) | 4.4/5(78件) | 4.5/5(291件) | 4.1/5(121件) | 4.6/5(272件) | 4.5/5(76件) |
| ビジネスへの貢献度 | 9.4 | 9.5 | 9.5 | 8.7 | 8.6 | 9.3 | 9.0 | 8.2 | 9.4 | 9.1 |
| サポートの質 | 9.1 | 9.4 | 9.4 | 8.4 | 8.1 | 8.0 | 8.8 | 8.1 | 9.1 | 9.2 |
| 管理のしやすさ | 9.1 | 9.3 | 9.1 | 8.9 | 8.6 | 9.0 | 8.8 | 7.9 | 9.0 | 9.0 |
| 使いやすさ | 9.1 | 9.2 | 9.2 | 8.9 | 8.7 | 8.8 | 8.9 | 8.1 | 9.0 | 8.6 |
ITプロフェッショナルの脆弱性管理比較(Capterra)
| カテゴリー | NinjaOne | Sprinto | Arctic Wolf | Tenable Nessus | Qualys VMDR | InsightVM(Nexpose) | Automox | VulScan | Orca Security | Saner CVEM |
| 総合 | 4.7/5(293件) | 4.6/5(86件) | 3.0/5(2件) | 4.7/5(93件) | 4.0/5(33件) | 4.3/5(18件) | 4.7/5(153件) | 4.0/5(9件) | 4.8/5(60件) | 4.5/5(29件) |
| 使いやすさ | 4.7 | 4.8 | 3.5 | 4.6 | 4.0 | 3.8 | 4.8 | 4.1 | 4.7 | 4.4 |
| カスタマーサービス | 4.7 | 4.7 | 3.5 | 4.3 | 4.0 | 3.7 | 4.7 | 4.2 | 4.8 | 4.6 |
| 機能 | 4.5 | 4.7 | 2.5 | 4.6 | 4.2 | 4.3 | 4.5 | 3.3 | 4.7 | 4.6 |
| コストパフォーマンス | 4.6 | 4.7 | 3.0 | 4.5 | 3.9 | 3.9 | 4.6 | 4.2 | 4.6 | 4.5 |
脆弱性管理ツールとは?
脆弱性管理とは、ITネットワーク内のサイバーセキュリティ上の脆弱性を特定、評価、修復、管理するプロセスです。セキュリティの脆弱性が解消されないまま放置されると、組織はデータ侵害などのサイバー脅威にさらされます。そのため、どれほど強固なIT環境であっても、脆弱性管理は欠かせない取り組みです。
最適な脆弱性管理ツールとは、ITネットワークの攻撃対象領域を縮小し、組織のセキュリティ体制を改善し、を満たしながら、ビジネスリスクを最小限に抑えられるツールです。脆弱性管理はビジネスの成功を支える重要な役割を担っており、実際に、成功している企業はどこも、何らかの形で脆弱性管理ツールを自社に導入しています。
脆弱性管理ツールの評価方法
リモートや分散型のチームに頼る企業が増えるにつれ、サイバーセキュリティインシデントが発生するリスクも高まっています。また、サイバー犯罪者はITネットワークの脆弱性を突くために、戦術や技術をますます巧妙化させています。脆弱性管理ツールには、シングルペインでITインフラストラクチャ全体のエンドポイントをエンドツーエンドで可視化できることが求められます。「見えないものは修正できない」からです。
完全なセキュリティを目指すなら、次の4つの主要条件を満たすツールを選ぶことが重要です。
トップクラスの脆弱性管理ツールに搭載されている4大機能
自動化
脆弱性管理ソリューションは、自動スキャンとアラートの仕組みを備え、バックグラウンドで静かに動作するものでなければなりません。脆弱性管理の主な目的はITネットワークで見つかった欠陥や弱点を解消することですが、ツールがエンドユーザーの業務を妨げないようにすることも大切です。その最善策がITの自動化です。人手による作業が減り、ITテクニシャンはより価値の高い仕事に専念できるようになります。
レポートとアラート
脆弱性管理のレポート機能は、堅牢で効果的であり、リアルタイムで実行できなければなりません。何より重要なのは、最新のデータに基づいて正確なレポートを生成できることです。これにより、IT担当者もITチームも、最適な方法で問題に対処して解消できます。
問題の優先順位付け
優れた脆弱性管理ソリューションは、重大度に基づいて問題に優先順位を付けられます。各テクニシャンが自分のワークロードと、最初に解決すべき問題を正確に把握できるため、ITチームのパフォーマンスが最適化されます。初回の応答が早いベンダーを選ぶのもポイントです。
脆弱性の検出
脆弱性管理には、プロアクティブなITアプローチが欠かせません。検出された問題を解消すると同時に、ITネットワークを継続的にスキャンして、不備や脆弱性を見つけ出すということです。脆弱性を積極的に探すことで、新たなリスクを早期に発見し、それに応じて防御策を調整できるため、競争優位性の維持にもつながります。
NinjaOneなら、セキュリティ脅威になる前に脆弱性を特定して修復。
最適な脆弱性管理ツールを選ぶ
脆弱性管理ツールを適切に選ぶことは、堅牢なセキュリティを維持し、潜在的な脅威から組織を守るうえで不可欠です。あらゆるビジネスに「万能」なツールはありませんが、自社のニーズや環境をしっかり見極めれば、最適なツールを選べます。
重視しているのはネットワークデバイスですか、アプリケーションですか、それとも両方ですか? 必要なのはオンプレミスシステム向けのツールですか、クラウドベースの環境向けですか、それとも両方ですか? 検討中のツールは、既存のセキュリティインフラストラクチャとどれくらいスムーズに連携できますか? 脆弱性管理ツールに何を求めるのか、IT予算を総額でいくらにするのかを明確にしておきましょう。そうすれば、検討すべき内容を絞り込んで、脆弱性管理ベンダーと交渉できます。
